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木の祭り
絵/司 修
定価 1,300 円+税
ISBN : 4-434-02602-X
B5/29ページ |
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文章が、そのまま絵になって浮かんでくるような、美しい作品です。花をつけた野原の木へといそぎながらも、小川のふちで休んだ小さなしじみちょうが、わたしは夜の虫だからとしりごみするほたるを、やさしくさそいます。そしてそれが、くらやみの中の一つ一つの花にほたるの灯をともす、木の祭り、を現出することになるのです。こんなすてきな野原や木が、今も、どこかに、きっとありますよ!(編者あとがきより)
【収録作品】 木の祭り/赤いろうそく
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「木の祭り」「赤いろうそく」二つともぱっと思う風景は夕方で、心があたたまるお話であった。
(11才男子)
新美南吉さんのストーリーと、とても美しい司修さんの絵がうまくマッチしていて感動しました。寝る前に絵本を読む事が多いのですが、この絵本のおかげで、又いい夢が見られそうです。
(38才女性)
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作者/新美 南吉 (にいみ・なんきち)
1913年〜1943年。愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」を初め多くの童謡・童話を発表。他に少年小説、民話的メルヘン等、優れた創作活動を展開したが、29歳で早逝。その業績は、『校訂・新美南吉全集』(全12巻+別館2巻・大日本図書)に収められている。
画家/司 修 (つかさ・おさむ)
1936年、群馬県生まれ。画家、作家、大学教授、エッセイストと、きわめて幅広い分野で表現活動を行っている。絵本『まちんと』(松谷みよ子・文、偕成社)でライプチヒ国際図書デザイン展金賞を、小説『犬(影について・その1)』で川端康成文学賞を受賞。近著に絵本『はずかしがりやのぞう』(にっけん教育出版社がある。
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