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 おさじさんのたび

 作/松谷 みよ子
 画/ささめや ゆき

 定価 1,300 円+税

 ISBN : 4-795-20290-7
 B5/31ページ



 ガラスケースにかざられた小さなおさじさんは、ケースからにげだして、女の子をさがすたびにでかけました。町でかわいい女の子とあったおさじさん、いっしょにうちへいきました。ごはんのときも、おちゃのときもふたりはいつもいっしょ。たのしいくらしがはじまりました。ところが・・・。



 私は昔から松谷みよ子さんの大ファンです。この本は、昔出版されたものかと思ったら、新しく
阪神大震災のことも扱っていたので、意外でした。内容も画もあたたかく、”銀細工”のように
今時あまりお目にかからないモチーフもわくわくさせられました。

 (福岡県北九州市)




作/松谷 みよ子 (まつたに・みよこ)
東京に生まれる。作家。1951年『貝になった子供』(あかね書房)で児童文学者協会新人賞受賞。以後『龍の子太郎』(講談社)で国際アンデルセン賞優良賞、『ちいさいモモちゃん』(講談社)で
野間児童文芸賞、『あの世からの火』(偕成社)で小学館文芸賞など受賞。日本文芸家協会会員、日本民話の会会員。

画/ささめや ゆき (ささめや・ゆき)
版画家、イラストレーター。絵本に『テントの旅人』(汐文社)、『ブリキの音符』(白泉社)、さし絵に『ジグソー・ステーション』(汐文社)、『ヴァン・ゴッホ・カフェ』『少年のはるかな海』(共に偕成社)など多数。「ガドルフの百合」(月刊MOE)で小学館絵画賞受賞。


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