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 里の春、 山の春

 絵/石倉 欣二
 定価 1,300 円+税

 ISBN : 4-434-01870-1
 B5/29ページ



里におりてきた子鹿の小さな角に、桜の枝を結んで山へかえしてくれた人間のおじいさん、桜の花のかんざしで春というものを子鹿に教える親鹿たち。小さなものへの、いとおしい眼差しを見てください。この作品は、1935年(昭10)5月に全文片仮名で制作されましたが、後年、自ら平仮名漢字交じりに改めながら浄書しました。(編者あとがきより)
【収録作品】 里の春、山の春/でんでんむし



作者/新美 南吉 (にいみ・なんきち)
1913年〜1943年。愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」を初め多くの童謡・童話を発表。他に少年小説、民話的メルヘン等、優れた創作活動を展開したが、29歳で早逝。その業績は、『校訂・新美南吉全集』(全12巻+別館2巻・大日本図書)に収められている。

画家/石倉 欽二 (いしくら・きんじ)
1937年、愛媛県生まれ。東京芸術大学卒業。『たなばたむかし』=サンケイ児童出版文化賞美術賞、『おばあちゃんがいるといいのにな』=日本絵本賞=けんぶち絵本の里大賞、『パヨカカムイ』=絵本日本賞、『火の雨 氷の雨』=造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞等を受賞、他作品多数。

編者/保坂 重政 (ほさか・しげまさ)
1936年、新潟県生まれ。『校定・新美南吉全集』(大日本図書)を初め新美南吉作品の企画・出版に編集者として関わってきた。著書に『新美南吉を編む―二つの全集とその周辺』(アリス館)がある。


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