> TOP > 絵本・童謡シリーズ > 新美南吉ようねん童話絵本 > 里の春、山の春
里におりてきた子鹿の小さな角に、桜の枝を結んで山へかえしてくれた人間のおじいさん、桜の花のかんざしで春というものを子鹿に教える親鹿たち。小さなものへの、いとおしい眼差しを見てください。この作品は、1935年(昭10)5月に全文片仮名で制作されましたが、後年、自ら平仮名漢字交じりに改めながら浄書しました。(編者あとがきより) 【収録作品】 里の春、山の春/でんでんむし